さんあい薬局では、単に処方せんに基づいて薬をお渡しするだけでなく、薬がより有効かつ安全に使用されるために、十分な説明を行うことが大切だと考えています。患者様が話しやすい環境となるよう接遇にも力を入れ、個々人の状態やニーズにあったより適切な情報を提供するよう心がけています。
数多くある薬の中には、その使用や管理に特に注意を要するものがあり、これを重点管理品目とよんでいます。さんあい薬局の全店舗では、この重点管理品目について、毎日の業務終了後に計算上の在庫値と実在庫数が合っているかを確認する日次棚卸を実施しています。この日次棚卸を行うことで、数のズレが生じた場合でも早期に発見できるため、万一の過誤の際にも、迅速な対応が可能となります。また更に、一部の店舗では、重点管理品目だけでなく、当日に使用した全ての薬剤にまで対象を広げて日次棚卸を実施、より安全な業務を提供できるよう取り組んでいます。
近年、高齢化がすすみ、独居の高齢者や老々介護世帯等が増え、在宅医療のニーズが高まっています。
さんあい薬局では、早くから在宅医療の重要性に注目しており、積極的に取り組んでいます。
これは、ある患者様から依頼があり、ご自宅を訪問した際の残薬の光景です。
3つの病院から、それぞれ1包化(1つの袋にお薬を入れること)した薬を処方されていましたが、いつ処方された薬か分からなくなっているため管理をお願いしたいとのことでした。
ほかにも内服薬は20日分以上、貼り薬は400枚以上、目薬は10本以上も余っていましたが、私達がご自宅を訪問し、服薬方法の説明や管理方法などについて見直しを行ったところ、大幅に残薬が減少するなど、この問題を解決することができました。
豊富な薬剤師数を有することから毎月の勤務スケジュールを自分で決める運営としています。これは、年間108日の公休日(日祝日含む)、有給休暇、慶事休暇および育児・介護休暇等を活用して社員一人ひとりが毎月自分の勤務予定を立てるものです。その結果、まとめて休日・休暇を取得して海外旅行に行ったり、お子さんの予定にあわせて半日単位で休みをとるなど、ライフスタイルにあわせてオンオフの切り替えをきっちりできる、さんあい薬局独自の制度となっています。
さんあい薬局が皆様に選ばれ、安心してご利用いただける薬局になるために、社員全員が薬学的な知識はもちろん、幅広い視野も身に着けた人材となるよう様々な研修制度を実施しています。
各店舗では定期的にメーカー主催の商品説明会や研修会を行っています。
また社内にて、薬歴委員会・接遇委員会・業務統一委員会・生涯学習委員会・リスクマネジメント委員会・在宅委員会を組織し、それぞれのテーマを持ち、目標達成に向けて日々活動を続けています。
さんあい薬局の新入社員は、店舗でのOJT研修や新入社員接遇研修等を受講しています。
さんあい薬局では、薬剤師会研修会への参加、学術大会への出席・発表、e-learning研修、プレアボイド/改善レポートの提出等々、社員のレベルアップやスキルアップにつながる取り組みを奨励し、その活動に対して助成を行っています。
さんあい薬局は総合病院をはじめ、内科、外科、整形外科、小児科、眼科、皮膚科、泌尿器科など様々な病院前に出店しています。中には漢方製剤を多く扱っている店舗もあり、いろいろな視点で薬剤を学ぶことが出来ます。